海の底でじっと耐えていた
戦後、五島列島沖にて海没処分となった潜水艦たち。
処分から70年が経ちましたが、ついこの間、海底に突き刺さった状態の潜水艦が発見されました。
伊58かそれと同じ型の潜水艦なんじゃないかということで調査中らしいです。
この状態でよく70年も耐えてくれた。暗くて冷たい海の底で。
将来的に伊58が引き上げられたら、記念館をつくることも目指しているということも書かれていたので、是非とも実現してほしいです。
伊58は回天搭載艦でもあるので、今回の事を機に回天を知る人も増えたらいいな、なんて思ったり。
クラウドファンディングで調査資金を募っているとのことなので、皆様是非に。↓
https://academist-cf.com/projects/?id=47
回天とともに出撃し、戦い抜いた伊36、伊47、伊53、伊58、伊366、伊367が眠る五島列島沖の海底。
いつか24隻の潜水艦すべてが特定される日が来ることを願っています。
最後に、海没処分される前の潜水艦たちの動画を。
お船に乗ってきた
こないだ行ってきました。
お船に乗ったのは観艦式ぶり!
フェリーよりも大きいお船のあの独特な揺れは、懐かしくもあり相変わらず少し「ウッ…」となりますね。笑
雨が降る前に全体を見て回ることができて満足!
そして出港用意を間近で見ることができて感動。
艦長の叫び声もラッパも「出港よーい!!」もかっこよかった♡
テキパキと仕事をこなしている乗員の皆様を見て、改めてJってかっこいい!!と思いました(*´-`* )
うぇーぶのお姉様達の凛とした美しさにはつい見惚れてしまいます…♡
そしてなにより、お船で生活していることに大尊敬…
私、あの中で生活は無理だ…←
貴重な体験ができて感謝(^_^)
解散場所が横須賀だったので「終わったら海軍カレー食べて潜水艦見ながらスタバ飲も♪」とか呑気に考えていたのですが、解散時間はちょうど、もう最強の土砂降り。笑
でも滅多に横須賀なんて来ないので意地で食べに行きました…海軍カレー!!!笑
よこすか海軍カレー館というお店で、元祖よこすか海軍カレーをいただきました。
初めて牛乳付きのカレーを食べたのですが、カレーで辛くなった口を牛乳で緩和させられてとってもいい組み合わせ!(辛いの苦手)
次からカレーと牛乳はセットにしていきたいと思います。笑
食べ終わっても雨は止まず…
ほぼ全身がずぶ濡れだったのでスタバは断念して帰宅しました。笑
次こそ!横須賀スタバデビューするぞ!!!
さてさて、本日は5月18日ということで、森稔少尉のお誕生日でございます。
森さんの数あるエピソードの中で特に印象に残っている言葉を。
中学時代に、ご友人に言っていたとされる言葉です。
「オレは兵隊が好きだ。兵隊は汽車賃も半額、映画も半額、理髪屋も半額、命も半額だ。この命を半額以上に長らえんと思う青年があったらこの戦争は負けだ。オレに続け」
(北海道回天会「回天と北の若人」より)
伊47天武隊出撃時回天配置推測図
伊47天武隊出撃の時の写真を見ていて、ふと6基の回天の配置がどうだったか気になり、誰が何号艇だったかも含め、整理してみました。
横田さん、小灘さんの本や佐丸さんの証言と、写真で認識できる彼らの顔を照らし合わせて、合っているかどうかは分かりませんが図を描いてみました。
iPhoneのアプリで描いたので酷い絵&字でごめんなさい…
すごいカタチしてますが、一応、真上から見た潜水艦を描いたつもりです…(酷さ)
前に前田さん、新海さん
後ろに柿崎さん、古川さん、山口さん、横田さん
という配置は横田さん本に書いてあり、ザメディアジョンの本や北海道回天会の「回天と北の若人」に掲載されている伊47天武隊出撃時の写真の説明文で前田さん、新海さんの並びは分かりました。
問題は後ろの4人なのですが、横田さん本によると、横田さんの前に柿崎さん、そして山口さんと古川さんに挟まれているとのこと…
私がこのことについて整理するきっかけとなった、後甲板の3基が写っている写真をよく見ると、左側の回天に立っている人が古川さんに見えまして…
そうなると、(横田さんから見て)横田さんの右隣が古川さん、左隣が山口さんということになるのかな、と思いこの図を描きました。
推測というより憶測に近いですが、自分用のメモとしてここに残しておきます(^^;)
古本まつりに行ってきた
インスタグラマーっぽい写真。笑
スタバを利用するとちょこっと何かかいてくれるのが嬉しくて、いつも心まであったまります♡
本日は八王子に立ち寄る機会があったのですが、古本まつりが開催されてるとは知りませんでした!
ちらっと見ると、軍事関係の書籍が予想以上に多くてびっくり感激!人の目も気にせず食いつきました。笑
彼氏にはジャパニーズランボー(笑)舩坂弘さんの「英霊の絶叫」と、横田寛さんの「あゝ回天特攻隊」を買わせまし…オススメしたら、買ってくれました。←
特にあゝ回天特攻隊はずっと読んでほしかったので、今回手に取ってもらえて嬉しい…(*´-`* )
私は、ずっと欲しいと思いつつ手が出なかった「敷島隊の五人」が安かったので購入。
積み本たくさんあるのに!この間某密林さんで本8冊購入したばかりなのに!図書館で本4冊借りてるのに!←
本との出会いは一期一会なのでついつい衝動買いしてしまいます…そしてこの癖は一生なおらないことも知っています…笑
あまりにも食いつきすぎていたのか、航空ファンを手に取った時におじさまに「日本の航空機がお好きなんですか?」とお声がけいただいて、紫電改のお話を聞かせてもらえたりして、充実した時間を過ごすことができました。
古本市、初めて本格的に見て回ったのですがこれはいいですね…ワクワク感がはんぱない!
八王子の古本まつりは5/7まで開催されているようなので、お時間ある方は是非!
5月2日
昨日は天気がイマイチでしたが、今日はすっかり晴れてとても気持ちのいい1日でしたね。
1945年5月2日、伊47潜から3基の回天が発進しました。
その搭乗員は、柿崎実中尉、山口重雄一曹、古川七郎上曹。
今日は3名のご命日です。
去年は仕事でしたが、今年はちょうどぽっかり予定が空いていたので靖国参拝へ。
鯉のぼりがあがってた。5月だなあと実感。
代表として、柿崎さんが突撃された時刻に合わせて合掌。
手を合わせていると、横から5月の風がそよそよと流れてきました。
遊就館には、柿崎さんと古川さんのご遺影があるので一礼してきました。
帰宅してから、おしるこを作りました。
柿崎さんが、「俺とやつ(横田さん)の命日には、しるこぐらいつくってくわしてくれよ」とおしげさんに言っていたそうです。
今回はすでにペースト状になってるあんこを買って作ったから…来年はちゃんと小豆から作りますね、隊長🙇
柿崎さん、山口さん、古川さん。
感謝を捧げると共に、魂の安らぎを心よりお祈り致します。
どうか安らかに。
最後に、彼らの遺していかれた言葉を少しだけ。
柿崎少佐
「思ひ出す事多々有之候も、思ひ残す事更に無之候。」
(大和ミュージアム展示、おしげさん宛ての手紙より)
古川少尉
「軽き身に重き任務を負い持ちて 今こそ行きなん時は来にける」
(特攻隊戦没者慰霊平和祈念協会「特攻隊遺詠集」より)
山口少尉
「散りぎわ清く、ニッコリ笑って征きます。」
(回天刊行会「回天」より)
千鳥ヶ淵〜靖国を散策してきた
今日は晴れてて気持ち良いし、久しぶりに国会図書館へ行こうかな、、、と思って着いてから休館日と知り自分の馬鹿さ加減に改めて落胆しました。笑
しかしせっかく都会に出てきたのだから意味のある一日にしよう!と思い、永田町から靖国まで歩くことにしました。
ついでに皇居あたりでも歩こうかな、と思ったのですが、地図を見てみると靖国までの道のりに千鳥ヶ淵の文字が。
思えば一度も参拝したことがない千鳥ヶ淵戦没者墓苑。行くべし!
千鳥ヶ淵戦没者墓苑には、大東亜戦争中海外で亡くなられた方(軍関係者だけではなく、一般の方も)のご遺骨のうち、ご遺族に引き渡すことができないご遺骨が納められています。
永田町から20分くらい歩いて、緑に囲まれた墓苑に到着。
皇居のように、都会のど真ん中にあるとは思えないほどの静寂さです。
ご遺骨が納骨されている六角堂は、献花された菊の香りでいっぱいでした。
献花は100円でできます。
私は白菊を献花してきました。
手を合わせて墓苑を後に。
そして靖国参拝。
緑が濃くなってきましたねー!
そのあとは、いつも九段下に行くと横目で眺めるだけだった昭和館へ。
調べると常設展示室以外は無料で利用できるとのことだったので、お財布と相談した結果今回は無料コーナーだけ見てきました(^^;)
今やっている特別企画展は「ポスターに描かれた昭和 〜高橋春人の仕事〜」。
戦中・戦後に高橋春人さんが手がけたポスターがずらっと並んでいて、時代の移り行く様をポスターを通して感じることができました。
見終わった後は特別企画展の上の階にある図書室へ。戦争関連の本がずらりと並んでいる上に、書籍・雑誌検索も可能でじっくり見たいところだったのですが、、、お腹の減り具合が限界すぎて、国会図書館で閲覧したかったものをちょっとだけ閲覧してそそくさと退散。笑
今度はここをメインで九段下に行きたいですね。
たまたま手に取った神風特攻隊の写真集が、生々しく衝撃的だったので改めて見に行こうと思います。
そんな感じで、充実したいい一日になりました!
暑い中散歩したご褒美として晩御飯は金目鯛の煮付けにしちゃいました(*´-`* )笑