紫紺の空の一つ星

趣味まるだしのブログ。回天特攻隊が中心。ご来訪頂き感謝致します。

回天隊

柿崎実中尉、生誕100周年

本日令和4年8月3日は、柿崎実中尉が生まれて100年の記念すべき日です。 柿崎さん、お誕生日おめでとうございます! 5年前に訪れた酒田の写真でお祝い!また行きたいなあ 只今絶賛子育て大奮闘中により新しい記事を書くことができなかったので、自分が今まで…

回天本新刊『特攻回天「遺書」の謎を追う』

今夏、産経新聞の記者の方が、「18歳の回天特攻隊員の遺書」に関する書籍を出版されました。 特攻回天「遺書」の謎を追う 作者:大森 貴弘 展転社 Amazon この書籍は、去年8月に新聞記事になったお話の裏話&後日談です。 ↓新聞記事 〈独自〉「回天特攻隊員の…

死すは易し、目的達成は難し

特攻隊は、皆さんご存知の通り兵器もろとも敵に体当たりする部隊です。 「敵に体当たりをする」 この言葉だけでは伝わらない、これを実行する難しさ。 操縦の習得、猛訓練への忍耐、容易ならざる戦法への自身の対応、精神的葛藤、敵に攻撃されることなく目標…

勉強とは何か、黒木博司大尉に学ぶ

私たちにとって、勉強とは何か。 私たちは、何のために勉強をするのか。 勉強するにあたって、何を大切にするのか。 回天特攻隊員に教えてもらった「勉強」に対する考え方 - 紫紺の空の一つ星で、黒木さんが妹さんに宛てた手紙より、黒木さんの勉強に対する…

コロナで心が不安定な日々を送っているあなたへ

↓動画の概要欄より↓ 新型コロナウイルスによって、 日々の生活の中で不安や怒り、ネガティヴな感情を抱いている方へ。 回天搭乗員の方々について調べている私が「今できること」は、 このように彼らの言葉を紹介することくらいしかありませんが、 一人でも多…

人間魚雷(回天)を考えた若者たち・改

もくじ はじめに 人間魚雷を考えた若者たち 彼らの人間魚雷考案に私が思うこと 引用・参考文献一覧 はじめに 日本に特攻兵器として初めて誕生した、回天。 後に回天という名前となる人間魚雷を発案したのは、海軍機関学校出身の黒木博司さん、そして海軍兵学…

令和元年度回天烈士並びに回天搭載戦没潜水艦乗員追悼式に参列してきた

11月10日、今年も気持ち良く晴れてくれました。 さっそく高速船に乗って大津島へ。 着いたらすぐに見えたのは… 11月3日に完成したばかりの大津島回天神社! 旭日旗、日の丸、そして菊水の旗が掲げられており、既に胸がいっぱいに。 皆さん真っ先に神社へお参…

11月9日、1年ぶりの徳山

今回で3度目となる回天追悼式への参列。 今回は初めて案内の手紙を頂き、一般参加としてお席、お弁当を用意して頂きました✨ 案内の手紙が届いた時は、驚きと嬉しさでパニックになりました…笑 今年は旦那さんは多忙、母も当日に予定ありで、初めての一人参列…

回天特攻隊員に教えてもらった「勉強」に対する考え方

私は、小さいころから勉強が大嫌いでした。 今考えればそれは、「テストで高得点を採っていい成績をもらうことへ向けた準備」を勉強だと思っていたからかもしれません。 自分のためになるという話を聞いても漠然としすぎていて、何がどう将来の日常生活に役…

9月11日の靖国参り

更新しなさすぎで靖国参りの記事が並んでしまいましたが…笑 9月11日は我らが黒木博司少佐のお誕生日でした! 当日、さっそく靖国へ。 午後から雷がやばい予報だったので午前中に行ってきました。 ここはいつ来ても清々しいけど、黒木さんのお誕生日なので清…

8月3日の靖国参り

8月3日は私の尊敬している柿崎実少佐のお誕生日でした。 去年はお参りに行けなかったので、一昨年ぶりのお誕生日参り。 第二鳥居の前でネコチャン発見。 人間を全く気にせず寝てらっしゃって可愛かった笑 神社で動物見かけるのは縁起がいいことなのでお参り…

回天記念館50周年記念誌「回天記念館と人間魚雷「回天」」

去年の11月に50周年を迎えた回天記念館。 今年の4月にその記念誌として、回天、そして回天記念館に関する専門書が発売されました。 見た目は圧倒的教科書感! 文庫本と比べるとだいぶ大きい!(近くにいらっしゃった和田さんにご協力頂きました笑) 中身も全部…

「18歳の回天特攻隊員の遺書」に今思うこと

tnavy.hatenablog.com 1年以上前に謎を深めて終わった(←)こちらの記事が結構読んで貰えているようなので、今私がこの話について思っていることを書こうと思います。 結論から言いますと、「18歳の回天特攻隊員の遺書」として広まっている遺書は、回天搭乗…

令和最初の靖国参り、5月2日

今年の5月1日より、平成の時代が終わり令和の時代へと移り変わりました。 元号が変われど私たちの生活は何も変わりませんが、日本の歴史的な節目を目の当たりにできたということはとても光栄な事だと感じます。 回天隊の彼らが過ごした激動の時代である昭和…

人間魚雷(回天)を考えた若者たち

日本に特攻兵器として初めて誕生した、回天。 後に回天という名前となる人間魚雷を発案したのは、海軍機関学校出身の黒木博司さん、そして海軍兵学校出身の仁科関夫さんだという話はとても有名です。 しかし人間魚雷というものを考えていた人は、実はこの2…

平成30年度回天烈士並びに回天搭載戦没潜水艦乗員追悼式に参列してきた

去年初めて参列した回天の追悼式。 今年も絶対行く!と決めて去年からはりきっておりました。 が、しかし… 去年一緒に行っていただいた友人Kさんは家庭の事情で参列できず… 旦那さん(彼氏から旦那さんになりました笑)に一緒に行かない?と誘ってみるも、最…

三好守中尉の人柄

元搭乗員の予学の方々の証言を読むと、考え方の違い等あって、やはり兵学校出、機校出の士官については良く書いている方はあまり見かけません。 もちろん、そうじゃない方もいることと思います。 兵機の方と予学の方の証言、どちらも読んだ上で意見を述べる…

回天隊員と神様

回天隊の方々の遺書や手紙、日記などを拝見していると、「神」という言葉がよくでてくるな、という印象を受けます。 宗教、というよりも、そもそもの「神様」という大きな存在との距離が近いというか、当たり前のように神様のこと考えてるというか。 でもこ…

実行の人

どんなに強いものを内に秘めていても、実際に行動し実行しなければ、その内に秘めたものは結果として存在しないものとなる。 仁科関夫さんのこの↓言葉を読み、そんなことを思いました。 「奮起せよ。覚醒せよ。 眠れる獅子も猛けることを知らずして何の獣王…

私的おすすめ回天作品(映画・ドラマ)

やばい、1つも記事を書かないまま5月を終えるところだった… というわけで。笑 突然ですが、この記事では私的おすすめ回天作品を、勝手にゆるーく紹介していきたいと思います!見たのがだいぶ前のものもあって記憶があいまいな部分もあるかもしれないですが(←…

「18歳の回天特攻隊員の遺書」の謎

先に結論をお話ししますが、謎のままです。(まさかの) 逆に、謎を深めた感がすごいです。← これから、私が個人的にずっと気になっていたことをちょっと調べてみたので、調べたところまで書いていきたいと思います。 そのテーマは、皆さんも一度は目にした…

もっけだの、酒田!

山形県、酒田市。 私が尊敬して止まない柿崎実少佐の出身地です。 ずっと行きたい行きたいと思っていましたが、東京から意外と遠い上に、東北には御縁がなかったものでなかなか行けず…。 念願叶って先月、ついに地を踏むことができました!初山形! 東京から…

平成29年度回天烈士並びに回天搭載戦没潜水艦乗員追悼式に参列してきた

回天隊を知ってからずっと、いつか絶対参列したい!と思っていた回天追悼式。 友人Kさんに誘っていただき、今年とうとう参列してきました。 関係者オンリーの式かと思っていたのですが、一般枠もあるということを知り、もうこれは行くしかない!と。笑 まさ…

動画を作ってみた

全くの動画初心者ですが、パワポで動画を作れることを最近知って作ってみました。 技術もセンスもこれから磨く必要が大いにあるので、これから頑張りたいです…! 回天烈士の皆様の遺していかれた言葉から、13名の方の言葉を選び、動画にさせて頂きました。 …

無智の行ひがなくなってこそ真の児童であり国民である

「六年前の僕は、無智で物の道理も知らず、従って、物の良悪の差別さえつかずして、知らず知らずの中に悪戯が多かった。おだてられて馬鹿げた事をしたり、馬鹿な事を褒められて自慢したり、力自慢をして弱いものをいぢめ遂には泣かせたりしたことは皆無智の…

海底で踏み出した大きな一歩

5月に関連記事↓を書きましたが… tnavy.hatenablog.com 伊58・呂50を特定するプロジェクトの調査チームが、五島列島の海の底に眠る、伊58・呂50含め8隻の潜水艦を特定しました。 資金も無事に集まり、8月末に海底調査をしていましたが、本日その正式発表の会…

最高の犠牲を払った人を忘れるような民族はありません

「この肉体は、戦争に行かなくとも五十年か六十年でなくなります。 そのとき、なにが残りますか。 私は、死んでも必ず残るものが欲しいのです。 金銭とか財宝、名誉や階級などは、一生懸命に血眼になって求めても、死の瞬間にその人から離れてなくなるもので…

柿崎実少佐のお誕生日なので靖国神社に行ってきた

8月3日は天武隊の柿崎実少佐のお誕生日です。 誕生日参りの記事書きすぎな感じですが、今日も行ってきたので書きます。 7月はムンムンに暑くて、8月どうなっちまうんだ…って感じでしたが、今日は生憎の曇天ながらも過ごしやすい気温でした。 靖国は特に涼し…

三枝直少尉ゆかりの地高尾穂見神社に行ってきた

海原会の機関紙、「予科練」に載っていた、「三枝少尉の足跡を辿る旅」という記事。 三枝さんの生まれ故郷である山梨〜大津島を旅された方の記事なのですが、それを読んでからずっと「私も辿りたい!!」と思っていました。 そしてようやく時間が取れたので…

有森文吉少尉と橋口寛大尉のお誕生日なので靖国神社に行ってきた

7月15日は、金剛隊有森文吉少尉と、平生基地の橋口寛大尉のお誕生日。 ということで、お誕生日参りをしに靖国に行ってきました。 着いてから気づいたのですが、人が多いと思ったら今日はみたままつりでした。笑 東京生まれ東京育ち、悪そうな奴は友達にいな…