アイドルグループの歌の歌詞みたいなタイトルになっちゃいましたが…
とてもいいな、と思った考え方を見つけたので記事を書きます。
心理カウンセラーの心屋仁之助さんという方がお話している「前者後者論」。
この前者後者という言い方、もともとは「子供でいられなかった大人と、大人になり切れなかった子供のような大人」の話の中で、それぞれ前者は、後者は、という言い方をしていて定着していったものであって、甲乙の意味ではないのでご注意を。
私は頭の中で、前者をフリンライダー、後者をラプンツェルで変換して理解しました。笑
冷静で計算高く、根は真面目なフリンライダーと、
感情的で突っ走ってフリンを困らせるけど、いざという時に才能発揮してフリンを助けるラプンツェル。
ちょっと何言ってるかわかんないですって人はラプンツェル見てね!
いわゆる右脳派・左脳派のように人を2つのタイプに分けた考え方なのですが、この2種類を理解してから、本当に最近気が楽というか、もはや楽しい。笑
私はこの話でいう前者です。フリンライダー。
なぜ自分が簡単にできることがラプンツェルにできないのかわからなかったし、
本当はできるけどわざとやらないんじゃないかと思ってたし(悪意を疑ってた)、
我が道を行き、我慢をせず、集中力が半端ないラプンツェルをうらやましく思っていたり(何故こうなれないのかと自分を責めた)。。。
なぜこんな考えをしていたのか、やっと理解できました。
私はラプンツェルのことを当然のようにフリンライダーであると思っていたからです。(または、自分はラプンツェルだと思うことも)
そりゃすれ違いますわ。そりゃイライラしますわ。
種が違うんだから自分とやることなすこと真反対で当然です。
そこを理解すると、人と接する際になんのしがらみもないので、楽しくなってきちゃってやばいです。←
(仏じゃないんでもちろん話の内容によっては腹の立つ瞬間もありますよ!)
で、なぜ私がブログに書こうかと思ったのかというと、これはただの診断のようなものではなく、ちゃんとその先に目的があるからです。
以下心屋さんのブログより引用。
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■前者・後者論を展開する目的
要は、前者・後者をはっきりさせるのが「目的」ではなく、「自分を責める」「今の自分はダメだ」と責めるのをやめようというのが目的です。自分が前者か後者がわからない人でも
「今の自分で、この自分でいいんだ、他の誰かになろうとしなくて、そのために頑張らなくていいんだ。できるものだけをやって、できないものは人に頼ればいいんだ」
と、自分を全肯定するための、前者後者という「ツール」なのです。
自分に関わる人が、前者なのか後者なのか理解することで、ひととの付き合い、上司部下の関係、教育、子育て、夫婦生活に応用できるものだと信じております。
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周りを気にして無理して頑張ってるから、
頑張らない(できない)他人を見て腹が立ったり、
出来る人を見てへこんで「自分はダメだ」と思ったり。
前者後者論を知って、
前者ができることと後者ができることは全然違うんだから、
腹を立てる必要もへこむ必要もなくない?
って思えました。
象の首は伸びないし、キリンの鼻は伸びない。
そう思うと、自分の価値観に相手をはめ込むことが無意味であり、
また自分自身も、自分が勝手に作った「こうでなきゃいけない」に従う必要はないんだ、というのがよくわかりました。
「こうでなきゃいけない」は、きっと周りの目を気にして出てくる言葉なんじゃないかと思います。
「こうでなきゃいけない」を振り払えば、私たちは自由です。
でも自由になるということは、責任は全て自分にあるということです。
「こうでなきゃいけない」に縛られている時は、「でも周りがこうだから」「常識的にこうだから」って責任逃れできてだいぶ楽だったと思います。
自由になるのは責任がついてきて大変なんじゃないかと一瞬思ってしまいますが、自分に自信があれば、責任なんて屁でもありません。
そして自分に自信を持つには、「ありのままの自分でいいんだ」と今の自分を肯定してあげること。
だから、「ありのままの自分でいい」と思えたら、もう自由。
自分がありのままでいいんだから、他人だってありのままでいい。
このままの自分でいいんだ。
このままのあなたでいいんだ。
あなたはフリンライダー?それともラプンツェル?
どっちにしろ、楽しくやっていきましょー!