実行の人
どんなに強いものを内に秘めていても、実際に行動し実行しなければ、その内に秘めたものは結果として存在しないものとなる。
仁科関夫さんのこの↓言葉を読み、そんなことを思いました。
「奮起せよ。覚醒せよ。
眠れる獅子も猛けることを知らずして何の獣王ぞ。
満弦の矢も放たるることなくして何の必中ぞ、何の威力ぞ」
(三好朗氏著「その若き命惜しまず」p.32より抜粋)
そしてそれはまさに黒木博司さんが体現しているな、と思いました。
「彼(黒木さん)は実行の人であった。これも彼が享けついだ性格の美点であり、これこそ彼を彼たらしめた最大の要素である。実行なくしては彼の情熱も思想も何等実を結ぶことなく消滅したであらう。」
(吉岡勲氏著「あゝ黒木博司少佐」p.17-18(成松孝男氏手記)より抜粋)
歴史にifはないですが、もし黒木さんがゴリゴリにネガティブで、彼の熱意を行動に移していなかったら…
なんかもう想像しただけで、それは黒木さんじゃなく別人のように感じます(笑)
黒木さんは実行の人、本当にその通りです。
止むにやまれぬあの気持ち、あれこそが熱意であり、それが溢れて実行となる。
熱意と実行はイコールの関係だと思います。
私も回天のことを知ったばかりの時は他人も引くレベルの勢いで書籍を漁り旅に出まくりました…熱意がないとできなかった事だと思います。
熱中しすぎたあまり母親に「どうにかなったんか、怖いわ」って言われました(笑)
今は年数経ってだいぶ落ち着いちゃいましたが…(*_*)笑
考えているだけじゃ何もうまれない、って当たり前のことだけど、熱意がないとなかなか行動できない。
これからも自分の熱意を信じて、その熱意を実行にうつしていきたいなあ、って思いました。
…小学生の作文感(笑)