紫紺の空の一つ星

趣味まるだしのブログ。回天特攻隊が中心。ご来訪頂き感謝致します。

山口旅行に行ってきた

めちゃくちゃおっそいご挨拶ですが、新年あけましておめでとうございます!笑

相変わらず決意がぐにゃぐにゃなもので、さっそくブログ放置してました…

2018年もゆるーく、気分で更新していくと思うので、どうぞよろしくお願いいたします。笑

 

さて、年が明けてさっそく旅行に行って参りました!それも山口県ー!

彼氏が企画してくれた旅行なのですが、クソ長い連休だった私は、前日に一足先に徳山入り。笑

夕方に徳山に着き、ホテルに荷物を置いて急いで外へ。

急いだ理由はズバリこれです。

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松政があった場所の写真を撮りたかった!

暗くなる前に撮れてよかった(^o^)

松政があった場所は、今はピピ510という駐車場になってるという話を見たのでずっと行きたかったのですが、今まで徳山行っても何だかんだ時間なかったりで行けなかったので、念願が叶いました!

そして、駐車場の写真を色んな角度から撮る女と化しました…

駅からちょっと歩くので、島とか駅から松政に向かって歩く搭乗員の方々の事を想像したり…。

 

一人で徳山の街を歩くことなんて今までなかったので、この日は心ゆくまでぐるぐるしました。笑

そしておセンチな気分になって石原裕次郎を聴きました(新年から外れるネジ)

 

2日目は、彼氏と徳山で合流して喫茶店でモーニング!

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このボリュームで500円。

コーヒーサイフォンだったし!食後に昆布茶貰ったし!最高でした!!

前日の散歩で見つけて気になったカフェだったのですが、初っ端から大当たりでした。

 徳山は昔ながらの喫茶店が沢山あってわくわくします(^o^)今度は別のお店も入ってみたい!

 

フェリーに乗って大津島へ🚢

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晴れてよかった!

着いてさっそくコンビニで買ったおにぎりを頬張る。笑

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大津島では、いつもここでご飯食べます。

波打つ音が静かに聞こえるお気に入りスポットです。

 

お腹を満たしたところで、魚雷発射場を見学してから、回天記念館へ。

亡くなられた回天隊の方々の名前が刻まれた石が並んでいる道を、一人一人のお名前を見ながら歩いていると、ふと見覚えのある…折り鶴が…!

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追悼式の時に置いた折り鶴が、川久保さんのところにだけ残ってました。

なんだか嬉しかった(*^o^*)

 

彼氏に「ガイドするから一緒に行こう!」と言ってた大津島訪問でしたが、記念館では一人でひたすら遺品を見つめてメモを取って(しかもなかなか動かない)放置状態だったので本当に申し訳なかったです…

ゴリゴリにメモをとり、終いには「字が読めないから読んで」と手紙の字の解読をさせるジャイアンな私…

調べて解読してくれてありがとう…

調べても分からない字は、館長さんにガンガン聞いてくれる彼氏は神でしかなかった…(私はスーパー人見知り)

 

館長さんもとってもとっても優しくて、講演会でよくお話しする塚本さんと本井さんの遺書のことや、女学生の方々から峯さんへ贈った血染めの鉢巻のお話などをしてくださいました。

特に鉢巻は、当時の女学生が自らの指を切って軍人さんのために書いたもの。彼女たちがこのように戦争の時期を過ごし、戦後はそれによりさまざまな苦悩があったということを、今の女性にも知ってもらいたい、と強く仰られていました。

貴重な時間を本当にありがとうございました!

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名残惜しいけど、夕日とともに大津島を去る、、、

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夜もゆっくり徳山泊。徳山で2泊もできるなんてなんという幸せ!

夜ご飯はずっと気になってたカルボミートを食す。

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カルボナーラとミートソース、合う!美味しかったです。

 

港の近くにあるセブンでずっと飲みたかった日本酒の「回天」が売ってるのを発見して、感激しました!地元半端ない!

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辛口系だけど飲みやすくておいしかったです。

小瓶を置いてくれてたのも嬉しい。

 

3日目は徳山から下関へ…

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徳山駅はふぐのふるさと的な言葉が書いてありましたが、新下関駅はよりふぐふぐしてました。笑 もはや祭り。

 

そして唐戸市場に行って海鮮を満喫。

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お寿司に…

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カニ汁…

あとめちゃでかいエビフライとかふぐ汁とかとにかく食べまくりました…山口のお魚美味しすぎてつらい…

美味しすぎてここは圧倒的にリピ希望です。いつかまた必ず行くよ…待っててねオスシ…

 

その後はドライブがてら角島大橋へ。

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ちょっと曇ってたのにこの絶景。

海の水がめちゃくちゃ水色でびっくりしました。

 

この日は萩の旅館に泊まったのですが、

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夜ご飯に大量のふぐ…!(ここからさらに何品かふぐ料理が増えました)

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(蓋閉めたままでわかりづらいけど)朝もまさかのふぐ祭り…!

実は今回人生で初めてふぐを食べたのですが、まさかの今までの人生分ぐらいふぐを食べるという…

どんな贅沢やねんって自分につっこむレベルでした。ありがたや。

 

そんな感じで山口県をまるまる楽しむ旅ができて大変いい年明けでした(*^o^*)

 

ちなみに、山口県出身の搭乗員は村上克巴さん、福本百合満さん、吉本健太郎さん、石田敏雄さん、八木寛さんの5人。

お魚が美味しくて、海が綺麗なところで生まれ育ったのだなあ、と実感(*´-`* )

その土地の食べ物や名所に触れることで、彼らに関して「こういうものを食べてたのかな」「こんな景色があるところで育ったのか!」などと色々想像し、そして体感できるので、これからは基地があった場所だけではなく、日本全国、色々なところに行ってみたいなあと思いました。

もっけだの、酒田!

山形県酒田市

私が尊敬して止まない柿崎実少佐の出身地です。

ずっと行きたい行きたいと思っていましたが、東京から意外と遠い上に、東北には御縁がなかったものでなかなか行けず…。

念願叶って先月、ついに地を踏むことができました!初山形!

 

東京から0泊2日の車旅でした←

前日夜からひたすら走る…途中車中泊で朝からまた走る…

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この看板が見えた時に、酒田きたんだぁ!って実感がわいてテンションが上がる。笑

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酒田駅到着。

前に買った戦前の酒田市勢要覧を持って行って、だいたい同じ位置から写真を撮ってみました。

 

ちなみに市勢要覧、昭和12年のものなのですが、裏に誰かが書いた「酒中」の文字があり、しばらく経ってから気づいてびっくりしました。笑 うれしい!!(もはや変態の域)

 

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駅前には獅子舞が。

酒田のいたるところに獅子舞がいて、なんでなのか気になっていたのですが、どうやら昔から酒田では魔除け的な存在で親しまれてきたようです。

 

酒田に到着した時は、「柿崎さんの生まれ育った街に自分が立っている」という感動で思わずジーンと来ました…。笑

 

滞在時間が限られていたので、この後はダッシュで行動。ので、淡々と書いていきます。笑

 

真っ先に向かったのは妙法寺

柿崎さんにご挨拶させて頂きました。

念願の場所に来ることができて、ただただ感無量。

 

その後はYouTubeで戦前にお祭りやってるのを見て行ってみたかった日枝神社へ。

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ここも、昔の写真と同じところから!

工事してて色々覆われてました:(;゙゚'ω゚'):

どうやら光丘文庫のトイレ?の解体作業が行われていたようで…

日枝神社は駅前にあった神社と比べて、ひっそりとしていて、落ち着いた雰囲気の場所でした。

 

山居倉庫でお土産を買いまくった後は、柿崎さんの母校である旧制酒田中学の現在の姿、酒田東高校へ。

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とても立派な高校でした…

私の母校とは比べ物にならないレベル…笑

 

そんな感じでお昼過ぎには酒田を後にし、無事に旅は終了です。笑

 

柿崎さんのお墓の建立が11月なのを現地で知り、酒田市勢要覧の「酒中」の文字の横に記されていた日付が11月なのを帰ってきてから知り(←)、11月に行けたのも、なにかの縁かな?と思っておくことにします(*´-`)

 

今度は新幹線で行って、ちゃんと宿泊して、ゆっくり酒田を堪能したい!!笑

また絶対行きます。酒田もっけだのー!

平成29年度回天烈士並びに回天搭載戦没潜水艦乗員追悼式に参列してきた

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回天隊を知ってからずっと、いつか絶対参列したい!と思っていた回天追悼式。

友人Kさんに誘っていただき、今年とうとう参列してきました。

関係者オンリーの式かと思っていたのですが、一般枠もあるということを知り、もうこれは行くしかない!と。笑

まさかこんなに早く願いが叶うなんて…という感動とともに、誘ってくださったKさんに本当に感謝です😭✨

追悼式の記事が上がっていたのでひとまず貼り付けておきます。

www.47news.jp

 

式前日に徳山入りして、当日9時ごろフェリー乗り場へ。

すでに待っている方が何人もいらっしゃり、乗れるか心配でしたが、臨時便が出ていたおかげですんなり乗れました☺️

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フェリーで大津島に向かう途中、潜水艦を発見!

すごい😳😳

 

大津島に着くと、早速猫ちゃんたちが。

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ご飯の時間も終わったのか、みんなごろごろしてました。笑

 

記念館まで坂をのぼって、受付へ。

受付中、ふとテーブルの隅を見ると本が置かれていました。

何か見たことあるなこの表紙の写真…あれ、ミシシネワの写真じゃないか…これが表紙ってことはまさか…

と思って著者名を見ると「マイケル・メア」の文字!

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マイケル・メアさんはアメリカ視点で回天の本を書かれているのですが、英語の本なので正直今まで購入を躊躇っていました(;´д`)英語全くわからなくて…←

でもやっぱり気になるので、辞書片手に翻訳して読むか!と決意して、ア○ゾンのカートに入れたところまでいっていたのです。

 そしたら!まさかの!翻訳版が発売されてました!

もうついてるとしか言いようがありません( ;∀;)ありがたや…

回天顕彰会より、自費出版で11月8日に発売になったようです。

書籍出版に関する詳しい経緯は下記の記事をご覧下さい。

回天伝える英書を翻訳 周南の顕彰会 追悼式までの発刊目指す | ヒロシマ平和メディアセンター

 

受付が済んだ後は烈士の石碑にお供えをしました。

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お供えができるかどうかも分からなかったのですが、石碑を見ると既にお花やお酒や飲み物、お菓子などが置かれていたので、ホッと一安心。

自分が持ってきたお供えもひっそり置かせて頂きました。

 

10時半から追悼式がスタート。

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詩吟や尺八演奏、太鼓演奏、空自と海自の展示飛行、献花、中学生のスピーチ、など、盛りだくさんの内容でした。

献花は一般参列でもさせて頂けて、嬉しかったしめちゃくちゃ緊張しました…!

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式が終わった後は回天記念館へ。(当日は回天記念館の入場が無料でした)

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入館者が30万人いったそう。おめでとうございます!

これからもたくさんの人が訪れる記念館となりますように。

記念館では彼らの遺品や遺筆を久しぶりに肉眼で見て、追悼式のことも含めて改めて色んなことを考えました。

 

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綺麗に晴れてて、気温も丁度良く、とても気持ちのいい日でした。

 

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今まで大津島であんまり猫ちゃんと遭遇することってなかったのですが、今回はいっぱい出会えて可愛かった(*´-`* )

 

大津島を離れる時はいつも「帰りたくない;;」ってなるけど、この日は特に強く思いました( ;∀;)

 

追悼式、これからもずっとずっと、代が何代も変わっても続いて欲しいです。

全国で慰霊祭とか色々あるけど、そういうのも全部大事だからなくならないで欲しい。切実にそう思います。

それには「参列する人がいる」ということが必要不可欠です。

慰霊祭情報があまり広まってないのも現実なので、知ろうとすること、発信していくこと、そして足を運ぶこと、というのがこれから大事になってくるんだな、と感じました。

私自身も一歩ずつ、頑張って行きたいです。

 

来年もまた行きたいなあ…。

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まだまだ修養の途なり

突然ですが…

10月に開催されたフィギュアスケートのロシア大会の、羽生結弦選手のフリープログラムを見て、一瞬で羽生くんファンになりました。笑

 

羽生くんの存在は、オリンピックでも金メダルを獲ってたのでもちろん知ってましたが、演技を見たことが実は一回もなくて。

たまたまロシア大会での「SEIMEI」をフルで見て、その華麗さにびっくりしました。

氷の上を滑っているというより、空を自由に飛ぶ天使とか妖精にしか見えませんでした…重力を感じさせないというか…笑

また、SEIMEIの曲調と、キラキラと美しい和風な衣装に、羽生くんの端正なお顔立ちが最強にマッチしてて、フィギュアを見てるというか、妖精の舞を森の中で偶然見てしまった感がすごいです(語彙力)

とにかく、スケートが全く分からない私でも「この人、すごい」と思ったくらい、羽生くんはすごい人です!(だから語彙力)


4Lz!!! Yuzuru HANYU 羽生結弦 FS - 2017 Rostelecom Cup

 

そんな感じに、最近はどっぷり羽生くんに浸かる生活をしているのですが、ゾンアマ先輩を漁ってると「羽生結弦語録」なる本が売られていたので、買ってみました。

人の名言とか語録大好き人間なんで。笑

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2015年に出版された本みたいなので、羽生くんがまだ19、20歳あたりの時の言葉たちなのですが…若い子が言う言葉とは思えないくらいめちゃくちゃしっかりしてる(°_°)

ちゃんと自分と向き合ってて、ピンチもチャンスに捉え、何事も楽しみ、何より向上心がめちゃくちゃすごい。

 

羽生くんの負けず嫌いなところとか、とにかくストイックに、自分を成長させようと努力する姿が、回天隊の仁科関夫少佐にめっちゃ似てるな、と思いました。

 

回天隊の三枝直少尉は、こういう言葉を遺されています。

「われわれはまだまだ修養の途なり、死の一瞬まで己の足らざるを悔い、修養研鑽にこれ努め、不足不足と思いて死する人こそら後より見て完成に近き人と言うべけれ。仁科中尉の偉大さはなくなられてから、ますます吾々にわかってきたではないか。」

(三好朗氏「その若き命惜しまず」より引用)

 

三枝さんもこの時18歳だから、この言葉を遺せるなんて本当にすごい…。

 

羽生くん、今見ても既に完璧な人ですが(本人は全然そう思ってないみたいですが)、まさにこのタイプの人間なんだな、と語録を読んで思いました。

たぶん、これから先の人生ずっと、自分を越えるために、スケート上手くなるために努力し続けるんだろうなって。

 

現に、いろんな大会で優勝して、オリンピックで金メダル獲っても、もっと成長出来るはずだと、今日も練習に励んでるんですもの。

あそこまでストイックに、自分を奮い立たせて、上へ上へと目指していくなんて、並大抵の覚悟と努力ではできないと思います。

 

いつの時代も、すごい人はいるものなんだと感動しました。

私も、死ぬまで変化し続けたいし、そういう努力をしていこう、と勇気とやる気をもらいました!

人生は、終わる1秒前まで自らを磨く修行なり。

 

とりあえず、今後もスケート分からないなりに羽生くんの応援していきます(*´∀`*)笑

動画を作ってみた

全くの動画初心者ですが、パワポで動画を作れることを最近知って作ってみました。

技術もセンスもこれから磨く必要が大いにあるので、これから頑張りたいです…!

 

回天烈士の皆様の遺していかれた言葉から、13名の方の言葉を選び、動画にさせて頂きました。

この動画で、少しでも多くの方に彼らの言葉を知ってもらえたらいいな、と思い作りました。

不備や至らぬ点等御座いましたらご指摘頂けますと幸いです。

 


回天のことば

無智の行ひがなくなってこそ真の児童であり国民である

「六年前の僕は、無智で物の道理も知らず、従って、物の良悪の差別さえつかずして、知らず知らずの中に悪戯が多かった。おだてられて馬鹿げた事をしたり、馬鹿な事を褒められて自慢したり、力自慢をして弱いものをいぢめ遂には泣かせたりしたことは皆無智のなした行ひである。

此の無智の勢力は即ち馬鹿勢力である。今の僕には知識もつき物の道理もわかってきた。他人の無智の行ひを哀に思ふのも物の道理がわかってゐるからである。

併し世の中には六年間の教育を受けても、尚無智の行ひをする者がある。僕にも無智が宿ってゐて、時々これが出て来る。無智の行ひがなくなってこそ真の児童であり国民である。それであるから僕はまだ真の人として真の人には対面出来ぬのである」
(吉岡勲氏「あゝ黒木博司少佐」より)

 

これは、黒木博司少佐が小学校の思い出を綴った、「回顧号」に載っている文章の一部だそうです。 

 

この文章を読んで、正直ギクッとしました。

無智の意味を改めて考えさせられ、「学校を出たから」「勉強をしたから」無智ではなくなる、ということではないんだ、と気づかされました。

おだてられて調子に乗ったり、ついつい自分の自慢(いい意味でも悪い意味でも)をしたくなったり…

特に後者は、無意識にやっていることが多いかもしれません。

主張だと思って言っていたことが、結果的に自慢になっていたり…

 

突然無智を完全に無くすのは難しいことなので、まずは自分の中に「無智」がいることを認め、意識していきたいです。

 

また、吉岡さんが書籍の中で仰っていた、この文章から伺える黒木さん「反省と向上」の姿勢も、見習っていきたいです。

海底で踏み出した大きな一歩

5月に関連記事↓を書きましたが…

tnavy.hatenablog.com

 

伊58・呂50を特定するプロジェクトの調査チームが、五島列島の海の底に眠る、伊58・呂50含め8隻の潜水艦を特定しました。

資金も無事に集まり、8月末に海底調査をしていましたが、本日その正式発表の会見が行われました。

調査チームの皆様、本当にお疲れさまでした。

 

結果的に伊58・呂50だけでなく、回天戦で戦い抜いた伊36、伊53も見つかり。しかも垂直に刺さっている潜水艦は仁科さんや柿崎さんが乗っていた伊47であったことも分かり、本当に、本当ーーーに嬉しいです。

 

今回の調査でいろいろな意見がありますが、技術面とかはチンプンカンプンなもので、私という立場からの話をさせていただきますが…

私から見る旧日本海軍の潜水艦は、かつての「彼ら」が戦ってくれた証、でもあります。

今回のように特定されることによって再び潜水艦、そして当時の出来事が注目され、今の自分はどんな「上」に立っているのか、改めて考える機会になるのではないかと思います。

 

会見映像も見れるニュース記事を貼っておきます。↓

thepage.jp

伊366、伊367についてはもう少し調べたい、と仰っていたので、引き続き発表があることを期待しています。 

 

そして、本日は奇しくも黒木博司、樋口孝両少佐のご命日です。

「犠牲ヲ踏ミ越エテ突進セヨ」

「国を思ひ 死ぬに死なれぬ益良雄が 友々よびつ死してゆくらん」

二人の叫びはその後の回天隊を大きく動かしました。

また、時空を越えて、今日の日本を生きる私たちにも聞こえてきます。

日を追うごとに不安が増えていく現代。

彼らに「安心して眠って下さい」といえる日が来るように頑張らねばならないのは、まさに私たちだな、と思いました。