紫紺の空の一つ星

趣味まるだしのブログ。回天特攻隊が中心。ご来訪頂き感謝致します。

広島・山口旅行その②

3/18、この旅行の最大の目的である海幹校の卒業式へ!

4度も見学に行っている場所とはいえ、普段見学できる敷地部分しか把握してないので、入口で貰った紙を見ながら歩くも全く分からずとても苦労しました…(自称軽度の方向音痴)

 

式が始まるまでの時間、あの赤レンガの中に入ることが出来て、もう興奮で手が震えまくり。笑

興奮しすぎてはしゃぎまくってたのでいい写真はほとんど撮れませんでしたが(笑)、本当に貴重な体験をさせてもらった…!

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私の大の憧れである兵学校生徒が実際に生活していた建物……そこに今私が立っているなんて……!!(泣)

とか考えて1人勝手に感動してたら、大講堂前には既に長蛇の列ができており、完全に出遅れる始末。笑

 

 

式ではピカピカの幹部さん達のエリートオーラがすごすぎて、平民の私は土下座したくなりました。←

 

見送りは、兵学校の卒業式のあの感じのまますぎて感動と寂しさと興奮が入り混じってめっちゃテンション上がっちゃいました…笑

軍艦マーチ生演奏最強だし、それに合わせてキレイに行進する幹部さん達すごすぎるし、帽振れと出航最高に泣けるし、もう色々やばかったです。(語彙力)

頑張れ幹部さん!!

 

 

終わった後は頭を切り替えて徳山に直行!笑

友人Kさんと久しぶりに再会し、Kさんが行きたいと言っていた和菓子屋さんの寿美屋さんへ行きました。

寿美屋さんは回天のお饅頭などを販売されているお店です。

私が購入したのは春限定「さくらもなか回天」

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限定という言葉に弱い私。そういう所だけ乙女だなんて、自分で腹立つわ。笑

中には回天についての紙も入ってました。

 

今さっきもなかを食べたのですが、封を開けた瞬間桜の香りがふわっと🌸

中にはつぶあんがぎっしり詰まっていて、最高に美味!!

 

 お店の方が言うには、この辺ではお花見と言ったら大津島に行くんだそうで。桜の名所らしいです。

大津島に桜を見に行かれる方がいらっしゃったら、ぜひお土産にさくらもなか回天をオススメします\(^o^)/

私は次行ったら、回天まんじゅうを買ってみよう!!

 

夜はいつもの通りドジな事をたくさんしてKさんにたくさん迷惑をかけたのですが(笑)、たくさんお話ができて楽しかった♡

 

次につづく。

広島・山口旅行その①

広島〜山口の旅から帰ってきたので、忘れないうちにその記録を。

 

3/17の昼頃に呉到着。

てつのくじら館であきしおカレー食べていざ江田島へ。

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あきしおカレーかわいいけど、予想以上にめっちゃからかった…笑

 

江田島では兵学校見学ツアーに参加してきました。なおこれで4回目。笑

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教育参考館を見て回る時間が毎回足りなくて…今日もまた新たな発見がありました。

前田中尉の生年月日が柿崎中尉と同じ大正11年生まれになってた…!

回天刊行会の本では前田さんは大正13年生まれ

になってたのですが…どっちが正しいんだろか

 

夜は呉に戻ってお好み焼き♡

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 久々のお好み焼き!美味しすぎた!(´;Д;`)

広島のお好み焼きが最強に大好物なのでさっそくテンションぶち上げ。笑

調子乗って野菜大盛りにしたら案の定食べきれなくて結局1/3くらい彼氏に食べてもらうというバカなことをしてこの日は終わりました…

 

次につづく。

実るほど頭を垂れる稲穂かな

母親が、「私、この言葉が好きなの」と教えてくれた言葉。

 

『実るほど頭を垂れる稲穂かな』

 

人格者ほど謙虚だって意味らしく…

なんかもう、半端ないくらいめっちゃいい言葉。(語彙力)

この言葉を聞いて、真っ先に頭に浮かんだのは柿崎実中尉のことでした。

 

柿崎さんのことは、元回天搭乗員横田寛さんの手記「あゝ回天特攻隊」を読んで知りました。

横田さんは初めて柿崎さんに会った際、士官である柿崎さんが下士官である横田さんに「よろしくお願いします」と敬語を使ったことにびっくりしたらしいです。

人を責めることを知らない性格で、柿崎家の兄弟喧嘩ではいつも仲介役、家の手伝いもよくして勉強は家の者が寝てからとりかかる、小さい頃から「若いのによくできた子」だと評判だった柿崎さん。

 

私は柿崎さんの遺していかれた言葉の中でも、妹さん(親戚という説もアリ)の幸子さんにあてた手紙が一番心に響きました。

響いたというか、この手紙にとても大切なことを教えてもらった気がします。(勝手にすみません…(^^;))

彼の「死」というものの見方に、それまで死が怖かった私はどれだけ救われたことでしょう。

そして彼の説く幸福とは、欲とは、そして信じる心というものに、深く共鳴しました。

なんかこう、心の穴が空いていた部分に、本当に音を立てて「ストン」と入ってきて、穴が埋まった、そんな感じです。

この手紙を読んだ時に、本当に、本当に立派な人だと思いました。

横田さんも回想で、「戦争とはいえこんな立派な人を死なすのは勿体無い」、とおっしゃっていました。

 

 

『実るほど頭を垂れる稲穂かな』

 

真の人格者であり、謙虚な気持ちを忘れなかった柿崎さんを表したような言葉だと感じました。

 

実、って字も入ってるから、なおのこと。ね。笑

11月20日

今日は11月20日。

回天菊水隊の仁科関夫、福田斉両中尉、渡辺幸三、佐藤章、今西太一各少尉のご命日。

 

ちなみに昨日11月19日は上別府宜紀大尉、村上克巴中尉、宇都宮秀一、近藤和彦両少尉、同乗整備員及び伊37潜乗組員の方々のご命日。

さらに海老原清三郎二飛曹のお誕生日。

 

11月8日付近でお参りいけてないなとふと気づき、今日がちょうど日曜日でお休みということもあって、ご命日の方々含め回天烈士の皆様の御霊の安らぎをお祈りしに靖国神社にお参り行ってきました。

 

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たくさんいろんなこと伝えてきたから、長ったらしいわ!と怒られてないかしら…

改めて、日本を守ってくださり本当にありがとうございます。どうか安らかに。

 

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靖国イチョウも、ぼちぼち色づき始めてました。

まっきっきになるのいつかなー。

 

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落ち葉もいっぱい。

秋だなーとか改めて思ってみたり。笑

 

御朱印もらってちょっと境内散歩して、午後は神保町まで歩いて読書をしに伯剌西爾へ。

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去年読んだきりの「回天菊水隊の四人」。

一度読んだ時、自分への戒めとして繰り返し読みたいと思った本です。

毎年1回は読み返していきたいですね。